Amazonからの不穏なメール

こんにちは、東洋通信の牧野です。
新元号が発表されて、平成も残りあとわずかとなりました。
新しい元号が楽しみな反面、システムを扱う身としては
不具合が起きないか怖い気持ちが強いです。

怖いと言えば、先日こんなメールを見つけました。

どうやらAmazonのアカウントで不具合があったようです。
・・・本当でしょうか?

実はこれ、巧妙なフィッシングサイトへ誘導する迷惑メールです。
送信元にもamazon.co.jpと書かれていますし、
リンク先のアドレスにもamazonと書いてあるので本物と思いがちなのですが、
危険なメールです。

このメールを見て、不安になった人が、Amazonログインのリンクから
詐欺サイトに飛び、そこでログインIDとパスワードを入力すると
IDとパスワードが抜き取られるという寸法です。
恐ろしい。

さて、このメールですがよく見ると、日本語がおかしいです。
変なスペースもありますし、一流企業が流すメールではない気がします。

結局のところ、日本語が完璧でない
外国のハッカーたちが作った文章なので
違和感が拭えないのかもしれません。

しかしながら今後、より完璧な日本語で
この手のメールを作成するようになったらとても怖いです。
今はよく見れば見抜けますが、より巧妙になるととても厄介です。

なので、今後はメールに貼られているリンクを
クリックしてログインするのではなく、
別途にインターネットのブラウザを開いて
検索やお気に入りで、いつも通りのやり方でサイトを表示させて
ログインすることをお勧めします。

特にアカウントや支払関係での不具合を連絡する内容は
不安になりがちですが、
そういう時こそ、メールのリンクではなく
少し遠回りにはなりますが、いつも通りのやり方でログインして確認をしてください。

もし、本当にアカウントや支払関係で不具合があった場合は
ログインしたら重要なお知らせとして表示が出ているので
その表示が無ければ問題はなく、詐欺メールだったと思って大丈夫です。

様々な支払情報が溢れて管理が難しい世の中になってきておりますので、
皆様もお気をつけてください。