パソコン選びに困った時は

こんにちは、東洋通信の牧野です。
花粉症の季節ですが、たまに花粉症じゃない人に出会うことがあります。
とてもうらやましい。ならないメカニズムを早く解明してほしいです。

さて、そんな花粉の季節ですが、
今この時期、パソコンの買い替えが大変多いようです。
というのも、来年はWindows7のサポートが終わりますし
今年の10月からは消費税も上がる予定です。
つまり、今が変え時と考える方が多いからです。

しかしながら、そうなると多くの方が共通の悩みを抱えます。
それは「一体どんなのを買えばいいの?」です。

実際のところ、どんなのが良いのかという相談を
良くいただきます。
パソコンはなんとなく使っているけど
買い替える場合、何を重視していいかわからないという事は
珍しくありません。
そこで、今回は僕がお勧めしているポイントをお伝えします。

まずパソコンの用途ですが、
ワードやエクセル、
そしてメールにインターネットといった
事務仕事に必要最低限な事がスムーズにできる程度のものを想定します。

というのも、自分がよく相談を受ける用途が
正にコレだからです。
むしろ、家での使い方もこれで十分と言えば十分です。
しかしながら動画を加工したり、ゲームをするには不十分です。

そして、まずコンセプトですが、
ある程度の速度がでて快適に使える、
これで行きたいと思います。

パソコンは安いモデルもありますが、
結局のところ、安かろう悪かろうが顕著に現れるものでもあります。

安いのを買ったのはいいけど、
処理が遅くて使い物にならなかった・・・。
良くある話です。

なので、買う時に1~2万を多く出してでも
ちょっと背伸びをしたものを買うべきだと思います。
快適さは本当に重要です。

特に仕事で使う場合、作業効率は重要視するべきです。
「パソコンが遅くて、処理待ちに1分待った・・・。」
が60回あったら、60分の損失です。
時給1,000円と考えても600回あったら1万円の損失です。

毎日使う物なので600回なんてあっという間です。
むしろ、年単位で使うと、丸の数がいくつになるのか・・・。
そう考えると、やはり作業効率は重視する方がベストです。

とは言ったものの、導入コストを抑えることも重要です。
確かに良いものを買えば買うほど処理速度は快適になりますが、
その分、価格は上がります。性能と価格のバランスは難しいところです。

そこで、特に気を付けて選んでほしいポイントをいくつかお伝えします。

ポイント1:記憶装置はSSDを選ぶ
パソコンのデータを記録する部分は
HDD(ハードディスク)を使用しているものが多いですが、
それとは作りが変わったSSDというものがあります。

USBメモリを便利に使っていると思うのですが、
それと同じようなものをHDDのようにしているものがSSDです。

この特徴としては、とにかく読み書きが速いです。
パソコンを立ち上げた時のスピードは感動ものです。

しかしながら、欠点もあります。
それは割高という部分です。

例えば、ザックリとした話ですが
HDDだと5万円で買えるパソコンが
SSDに変えると7万円になり、
しかも保存できる容量が減ってしまうという事があります。

なので、大量のデジカメの写真を保存したい場合等は
別途外付けHDDを買って、そっちに保存する事が必要になってきます。

しかしながら、やはりこの速さは魅力的です。
実際のところ、自分のお客様で
値段を重視してHDDにした方は、使い続けるうちに速度が遅くなってきて
今はとてもストレスを感じていらっしゃり、2年ほどで買い替えを検討されています。

一報、少し奮発してSSDにしたお客様は快適のまま使用を続けていらっしゃいます。
その様子を見ると、やはりSSDの方をお勧めしたいと感じました。
ちなみに、その他の記憶装置でeMMCというものも存在します。
これもSSDと同じようにフラッシュメモリなので早いと思われるのですが
実はそうではありません。
速度はHDDとさほど変わりません。ましてや容量も小さく
マザーボードに直接つけられていて付け替えも出来ないという
欠点もあるので、選ばない方が無難です。

次に重要視してほしい部分はメモリです。
簡単にメモリの特徴を説明すると、
容量が多いと処理速度が速くなります。

ではどのくらいあれば良いかですが
8ギガ以上搭載がお勧めです。そのくらいあれば快適になります。
しかしながら、価格も上がり予算オーバーの可能性が出てきます。
なので最低でも4ギガ以上を目指す方向にしましょう。

そして最後にCPUです。
よくCPUが強ければ強いほど処理が速くなると思われがちですが、
使い道にもよります。
確かに良いに越したことはないですが、
事務処理程度でしたらCore-i3くらいで十分じゃないかなと考えています。

厳密にいえばCPUの世代やらなんやらも意識しないといけないのですが
新しいものを買う分には、あまり考えなくても良いかもしれません。

ただ、価格を抑えたいのであれば、CPUのランクを下げて
PentiumやCeleronに下げるのも一つの手です。
しかしながら、その場合、SSDは絶対に搭載してください。
でないと、目も当てられない状態になりかねません。
ですが、やはり快適さを求めるのでしたらCore-i3以上をお勧めします。

少し長くなってしまいましたが、まとめると
1:記憶装置はSSD
2:メモリは8GB
3:CPUはCore-i3
これだと事務仕事は快適になると思います。是非、参考にしてください。

    toyotushin

    株式会社東洋通信がITに関する情報を発信するブログです。

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