Yahooが使えなくなる可能性があります

こんにちは、東洋通信の牧野です。
様々なお客様の元へ行くと感じるのですが、
インターネットで調べものをする時に使用するブラウザは、
ヤフーかグーグルの二つに、大体分かれています。
個人的にはグーグル派ですが、周りを見てみるとヤフー派も多い印象があります。

さて、そんなヤフーですが、10月の中旬からセキュリティの強化がなされるようです。

セキュリティの強化なら歓迎じゃないか!
と思うかもしれませんが、実は少し困った事が起こります。

というのも、古いパソコンやブラウザからだと、
ヤフーのサービスが使えなくなるのです。

これは、インターネットの通信暗号化方式であるTLSのバージョンが
1.0と1.1のサポートを終了することによるもので、
TLS1.2に対応していない古いブラウザーやパソコン、
更にはスマートフォンやタブレット、ゲーム機までもが閲覧できなくなります。

要するに、通信をしている際に、情報を盗まれにくくするために機能を向上させるのだけれでも、
古いものだと機能の強化について行けないよということです。

本来でしたら、2018年の9月27日からでしたが、
災害が続き、ユーザーがしっかりと準備できなくなったかもしれないので
10月中旬に延期になったようです。

それだけインターネットがライフラインとして重要になったということでしょうか。

では、どのような環境が、対応できないかです。
まずはWindowsのバージョンですが
VISTAを含めて、それ以前のバージョンだと、対応できないようです。
なのでWindows7はセーフ。

しかしながら、それより前の機種になると、パソコンを買い直す必要が出てきます。

一方、インターネットを閲覧するためのブラウザですが、
Internet Explorerの場合は10以前
Chromeは29以前
Firefox は26以前とされています。
もし、バージョンが、古い場合は更新をする事で、対応が可能です。

とは言ったものの、どうやって調べれば良いかがわからない場合もあるかと思います。
その時は下記サイトへアクセスをしていただく事で、自動判別をしてくれます。

https://security.yahoo.co.jp/news/tls12.html

ページを開いて、緑で「対処は不要です」と表示されていれば問題ありません。
しかしながら、そうでない場合は何かしらの対処が必要となります。

また、対応ができていない環境でヤフーにアクセスをすると
このような画面が現れます。

黄色い四角で注意書きが表示されますので、
現在このような表示が出ている場合は対応が必要となります。

ヤフーを使って検索はもちろんのこと、
地図やヤフオク等を業務に使っているケースがあると思います。

また、分からない事がございましたら、
アドバイスも致しますので、是非お問い合わせ下さい。