詐欺メールに引っかからないコツ

メールを使用していると、どうしてもやってくる迷惑メール
ウィルス対策ソフトやUTMといった
セキュリティを導入することで
リスクは軽減できますが、完全に0にはできません。

なので護身術ではありませんが、
ある程度の知識と対処法は心得ておいた方が良いです。
それを少しまとめてみました。

心得1.ウィルス対策ソフトは完全ではない

先にも書きましたが、ウィルス対策ソフトを導入したからといって
リスクを0にすることはできません。
なので、ソフトを入れていても、警戒心は解かないでください。
むやみやたらと、怪しいメールやサイトではクリックしてはいけません。
この事を前提にパソコンを操作してください。

心得2.まずは本文をよく読む

迷惑メールですが、
日本人が送信していないケースが割とあります。
なので、メール本文をよく読むと、おかしな日本語で
表記されている部分があります。

例えば先日、自分のもとに届いた楽天銀行を名乗るメールの本文に
このような内容がありました。

いつも楽天カードをご利用いただきありがとうございます。
こちらをクリックして、ご請求を詳しく説明してください

請求を詳しく説明?

お使いのお金を使い込んだ時、
おかあちゃんに、何に使ったか問いただされている気分です。
(ちなみにそんなことした事はありませんけどね!)

とにかく、文章に変なところがあれば確実に詐欺メールですので
何も気にせずゴミ箱行きです。

心得3.メールのリンクは踏まない

手元に届く詐欺メールですが
たいていは、サイトへクリックする内容が記載されています。
例えば銀行へのログインへ促されるリンクが貼っていますが
そこをクリックすると、ウィルスをダウンロードするきっかけに繋がります。

もし、確認のために銀行のサイトへアクセスしたい場合は
リンクをクリックするのではなく、
インターネットのお気に入りからアクセスするなど、いつも通りの方法で
アクセスしてください。

心得4.添付ファイルは気軽に開かない

メールには添付ファイルと一緒に送られてくることが多々とあります。
しかし、この添付ファイルにウィルスが潜んでいる可能性があります。

なので、見知らぬ人から送られてきた添付ファイルは絶対に
開いてはいけません。

ただ、ここで難しいものは知り合いからのメールです。
その場合、ついつい開けてしまいますが、
知り合いが感染していたら、感染メールを意図せず送ってくる場合があります。

なので、急に送られてきた意図不明な添付ファイルは
知り合いに確認の連絡をした方が良いです。

また、送られてきた添付ファイルの拡張子が
.js .jse .vbs .wsf
といったものの場合、ウィルスの可能性が高いので
絶対に開いてはいけません。

心得5.返信はご法度!とにかく相手にしない

迷惑メールの中には、
「配信の解除はこちらから」
みたいな記載がある場合があります。

そこでついつい配信の解除をクリックして
行いたくなりますが、それは危険です。
クリックしたとたん、高額な請求が表示される可能性があります。
中には法的処置をとるといった脅しもあります。

ちなみに、このような請求が来ても
払う必要は全くありません。
法的処置と脅してきても、そんな事は不可能ですのでご安心を。
むしろ相手の思うつぼですので、払わないでください。

そして、そういった請求がなかったとしても、
返信をしてしまうことにより
使っているメールアドレスは誰かが使っている
生きたアドレスと認識されてしまい、
より多くの迷惑メールを呼ぶことにつながりかねません。

これらの内容は、私が実際にやっている対処法でもあります。
ちょっとした心がけだけでも
大きな被害は防げます。

いざ、迷惑メール(特に請求関連)が着たら
場合によっては焦ってしまい、正確な判断ができない場合もあります。

そんな時は、このブログの内容を思い出して
冷静に判断してください。
また、誰かに相談をする事も一つの解決方法です。
もちろん私たちにご相談いただいても問題ございませんので
お気軽にお問合せください。

とよこん担当:牧野