パソコン使用の大きな理由の一つにインターネットの利用があります。
調べものや買い物、データのやり取り等ありとあらゆる分野で利用されており
今の世の中では無くてはならないものとなっております。
多くの人が利用すると、より便利に改良され機能追加がされていくものです。
そのうちの一つにタブ機能があります。
現在閲覧しているページの画面をそのまま残し、隣に新しいページを表示させる機能です。
この機能、今では当たり前になりましたが昔はありませんでした。
便利に活用されている方も多いと思います。
しかしながら便利だからといって使い過ぎには注意が必要です。
というのもパソコンの処理が遅くなるかもしれないからです。
パソコンの装置の一つにメモリというものがあります。
これはありとあらゆるパソコンのソフトを快適に動かすために使用されます。
動画を見たり文章を作ったりするのにも使用されます。
もちろんインターネットの閲覧にも使用されます。
なので同時に多くのソフトを立ち上げると、メモリの取り合いになります。
結果、快適にソフトが動かなくなり処理が遅くなります。
ここでタブの話に戻ります。
タブは閲覧中のページを表示させたまま、新しいページを表示させます。
つまりその分のメモリを使用してしまいます。
それが二つ三つと増えていくとどうでしょうか?その分メモリを使用してしまいます。
結果、パソコンの処理が遅くなる事に繋がります。
対策ですが、まずはタブを開きすぎない事です。画面を残してはいるけれども
実はそんな必要はない場合も多いです。
また、パソコンをスリープにして使い続けていたり、前回開いた状態をキープする設定ですと
残り続ける事もあります。見なくなったら消す習慣をつけましょう。
機械的にメモリを増設するのも手ですが
パソコンのデータを保存する装置にハードディスクを使用しているのでしたら
構造的に処理が早いSSDに変更する事が一番の改善になるケースが多いです。
メモリの問題なのにハードディスクなのかと思うかもしれませんが、
実はメモリとハードディスクは切っても切れない関係があります。
というのもメモリに対する処理が渋滞を起こすと、ハードディスクが処理の手伝いをします。
つまりハードディスクの処理の速さが影響を及ぼします。
そこで速度が速いSSDにする事が快適にパソコンを使用する事に繋がりますので、
どうしても処理が遅いなと感じる時の一つの手段として覚えておくのも良いかもしれません。





