マウスのベタつきを解消する方法

こんにちは、東洋通信の牧野です。
まだ梅雨入りしていないというのにも関わらず、
夏のような暑さを記録しています。
汗をかいて、体がベタつく嫌な季節になりそうです。

ベタつくといえば、マウスを使用しているうちに
妙なベタつきを感じたことはないでしょうか?

全身がプラスチックのマウスだと大丈夫なのですが、
ラバーでコーティングされているようなマウスですと、
使っているうちに、ベタベタしてくるようになります。

このベタつきは、汚れた手で触っていたからとか
手の油が染み込んだとかではありません。
湿気のある場所に置いておくことで水分と反応し、
時間の経過とともに材料の薬品が分解されて表面に染み出てくることが原因のようです。
一度、ベタベタになると、触った時にとても嫌な気持ちになります。

さて、こうなってしまった場合はどうすれば良いでしょうか?
安価なものでしたら買い替えも選択肢のうちに含まれるのでしょうが、
中々そういうわけにはいかない場合もあります。

そんな時は、無水エタノールをティッシュに染み込ませて、
ベタベタする部分を拭いてみてください。

一拭きで綺麗になるわけではありませんが、
何度も拭く事で、ベタつきを取ることができます。

自分が試した時に感じたコツとしては、
拭くティッシュの面は頻繁に変えた方が良いと思いました。
数回拭いたら、違う面に無水エタノールを染み込ませて拭いてください。
そうしないと、ティッシュについたベタベタが伝染してしまう感じがします。

また、こすりすぎると、薄くコーティングされたラバー部分が
剥げ落ちてしまいます。

今回自分が試したマウスは黒で、あまり目立たなくて大丈夫でしたが、
よく見ると、剥げ落ちた部分が少し切なげです。

ですが、ベタベタの不快感が解消されたことはとても喜ばしいことでした。
これはマウスに限らず、長時間放置していたベタベタするゴム製品全般に
使える技です。

また無水エタノールは、プラスチックや金属についた汚れや、
油性ペンで書いた部分等も落とす事ができるので、
ベタベタ解消の為だけではなく、掃除の面でも買って損はないものです。
薬局で取り扱いがございますので、是非お試しください。