
各種サイトでログインをする時、不正アクセスを防止するために表示される
「私はロボットではありません」という文言。
これにチェックを入れるという人の手ではないと出来ない作業を挟むことで、
手当たり次第に次から次へと機械的にログインをしようとする不正アクセスを防ぐことに一役買っています。
しかし世の中の悪い人は、この守りの一手すら悪用しております。
流れとしてはこんな感じです。
1:「私はロボットではありません」の表示が出る
2:さらに確認のために次の手順を求められる
・キーボードの「Windowsボタン」と「R」を押す
・キーボードの「CTRL」と「V」を押す
・キーボードの「Enter」を押す
これで感染完了となります。「え!?」と思うかもしれませんがこれだけで感染してしまいます。
もう少し詳しく見ていきましょう。
まず1の画面では判断は出来ないと思います。ロボットではないとクリックをしたら次のステップに進みます。
すると次に「Windowsボタン」と「R」を押す事を促されます。
これはWindows上で「ファイル名を指定して実行」を起動させるショートカットキーです。
そして次のキーボードの「CTRL」と「V」を押す事によって、
勝手に覚えさせられた文字列をファイル名を指定して実行の画面に貼り付ける動作になります。
これには個人情報を吸上げたり、パソコンを壊すマルウェアを起動する文章が入っています。
そして最後の「Enter」でパソコンにマルウェアを実行してしまいます。
つまり気づかないうちに自分の手でパソコンにマルウェアを入れてしまう事になります。
そもそも、そんな状況にどうしてなるかですが、
例えばですが、過去に取引をしたサイトからメールが来たとします。
それには問合せが記載されており、サイトへ誘導されるとします。
そしてログインを促されると、普通に手続きに入ってしまいます。
見分けがつかないくらい巧妙に作られたメールなら信じてしまっても不思議はないです。
メールの時点で怪しさに気づけば問題ないのですが、
巧妙に偽装されていたら気づけなくても無理はありません。
ではどうすれば良いかですが
「私はロボットではありません」の次にキーボードの○○ボタンと△△ボタンを押してくださいと言った
複雑な操作を促された時は、先には進まず画面を閉じてください。
通常はこの様な操作は存在しません。そして問い合わせは無視しましょう。
ですがもし内容が気になる様でしたら、メールのリンクからではなく
Yahoo!やgoogleといった検索エンジンからサイトを検索して画面に表示し、問合せ窓口から確認をして下さい。