Windows10のサポートが2025年10月14日に終了します。
Windows11に無償アップデートが出来たPCに関しては問題ないのですが
初期型やスペックが要件を満たなかった場合は買い替えの必要性が出てきます。

でも何でもかんでも新しければ問題ないという訳ではありません。
買い替えという点で特に注意しないといけない部分の一つとして、
愛用しているソフトや周辺機器が問題なく継続して使えるかという部分です。

パソコンの頭脳に当たるパーツにCPUというものがあります。
この性能によって演算機能が変わってくるのですが、
最近ですと「NPU」というAIを処理する専門のプロセッサも視野に入れて
CPUの性能を考えるようになっています。

AIの技術がどんどん進んでいるので、必然的にNPUの重要性が上がっており
それに伴ってAI処理に強いパソコンも販売されています。

少し前ですと、CPUのメーカーはインテルかAMDかといった二択といっても過言ではありませんでしたが
最近ですと、クアルコムも選択肢に上がっています。
SnapdragonシリーズはAIを取り扱う上でも大きな候補の一つです。

あまり聞いたことが無い名称かと思いますが、
Snapdragonは電力効率が良くスマホやタブレットなどの小型の端末において
長時間の使用が可能という優れものです。
もちろんノートパソコンにも使用されており動作も軽いようです。

しかしながら注意する点もあります。
それは「今まで使用していたソフトが動かない可能性がある」ところです。

このSnapdragonなのですが、インテルやAMDのものとは構造が異なり
動かせるプログラム自体も異なります。
なので同じWindowsだとしてもソフトでも動かないソフトも出ています。

プリンタにも影響があります。
SnapdragonのPCからでも印刷はできるにはできるのですが、
Windowsに元々入っている必要最低限しかできないドライバを利用するだけですので、
特殊な事は出来ません。
例えば印刷をする際、厚紙だったり写真用だったりと用紙の種類を設定する時がありますが、
これが出来ない可能性があります。
といいますのもの、その設定はプリンタを設定するソフトを使用しているのですが
そのソフトを動かせないので細かい設定が出来ないのです。

この様に今まで使えていたものが使えなくなる事がありますので、
用途も踏まえてPC選びを行ってください。
また、よく分からない場合は頼れる人に相談も視野にいれてください。